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人気のドレスアップ手法でもあるエアロパーツを装着した車は、新車時から装備されているグレードも多く中古車市場においても人気が高い。そのエアロ中古車に関する情報や全国の販売店の在庫情報などを掲載しています。

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キックスの中古車とエアロパーツ

 軽自動車は、購入価格や維持費用が安くなるので、カスタマイズして乗る人を多く見かける。日産・キックスはその中でも異色のSUVタイプの軽自動車。異色ではあるが、オフロードでの走破機能など、他の軽自動車にはない魅力があるため、固定的な支持層がある。
カスタマイズも盛んに行われているが、外観のイメージを大きく変えるのはエアロパーツ。キックスのエアロパーツ事情は、現在どのようになっているのだろうか?

 日産・キックスはSUVタイプ、オフローダーと言ってもよい軽自動車である。元々は三菱パジェロミニのOEM車である。したがって、全長3395mm、全幅1475mm、全高1635mmはパジェロミニと同じ寸法である。
パジェロミニに自然吸気エンジンやFRが用意されているのに対して、キックスでは4WDターボ1種類のみ。5速マニュアルと4速オートマチックが用意されているところから、パジェロミニのVR相当のグレードとわかる。形式は「H59A」、内部形式というのがあり、こちらでは、「PA0」となる。エアロパーツも含めた社外品アフターパーツ購入の際には覚えておきたいところである。
エアロパーツと呼べるものは、ルーフスポイラーが、ディーラーオプションで用意されているのみ。その代わり、オフロード車としてのイメージを強調し、実用的にも役に立つ、フロントアンダーバー、サイドアンダーバー、リアアンダーバーが用意されている。
2008年に登場したので、基本的な使用はパジェロミニの2008年マイナーチェンジ後の使用に準じており、前期型に相当する車両はない。2010年にマイナーチェンジが行われており、ボディーカラーが見直され、低燃費化のための改良が行われた。OEMとはいえ、キックスの外装色は、パジェロミニと異なる。

 このように、キックスに関しては、エアロパーツと呼べそうなアイテムがルーフスポイラーに限られている。アスファルトで整備された道路を走行することを前提とした、他の車種とは用途が異なるからである。
キックスは、基本的にオフロードでの走破性を持った車種である。このような車の場合、一般的なエアロパーツを取り付けることで、肝心の悪路の走行性が悪くなる。これについては、アプローチアングルとディパーチャアングルという専門用語について説明しなければならないが、これらが大きいほど悪路には強いとお考えいただきたい。それを大きくするために、一般の車よりも大きなタイヤを履き、車体と路面の感覚を大きく設計している。
ちなみに、更に悪路の走破性を向上するために、車高を高くするサスペンションキットも多数発売されている。オフロード車に限れば、車高は高い方がカッコイイよく、実用的なのである。

 ドレスアップの方向性も、他の車種とは異なり、「低く広く」は通用しない。実用的なアイテムを取り付ける方が、格好良くなる。車高を下げるなど、前述の理由で機能を損なうため、論外とはいわないがお勧めはできない。
フロントには、リップスポイラーの代わりに、アンダーガードを付けるなど、いかにも道具として使いこなしている感を表現するのがよさそうだ。

 キックスがH58A型パジェロミニ向けパーツを流用できるのか…、と、一瞬思った方がいるかも知れない。
ボディーはほとんど同じなので、パーツの大半は流用可能であるが、フロントデザインが少々違うので、グリルなどは加工が必要と思うのがよい。注意しなければいけないのは、多数のメーカーから発売されているオーバーフェンダー。
より太いタイヤを入れられるように、フェンダーの幅を広くするのが本来の機能だが、あまり広すぎると、軽自動車の規格に入らなくなり、車検を受けられなくなってしまう恐れがある。
車体がワイドになり、小さいなりに迫力は出るが、取り付けの際には、購入店とよく相談することである。付けるのであれば、走行中に脱落しないための工夫も必要である。通販で購入し、自力で取り付ける際には、車検を通すことも考慮しなければならない。

 なお、キックスの元になっているパジェロミニは、2012年6月を持って生産が終了となる。これに合わせてキックスも販売が中止されることになっているので、新車購入を希望する方は、早めに手配するのが望ましい。

キックスのエアロパーツ



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